ひらかたを こよなく愛す69
年金暮らしの ボンビージージョ
息子たちも りっぱに育ち
今では妻との 糟糠暮らし
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幼い頃から 自然を愛し
野山を駆ける 洟垂れ坊主
腹を空かせて 家路につくと
熱いご飯が 待っていた
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親父の自転車 荷台に乗って
大きな背中に すがりつく
田んぼの先の 不夜城は
闇に浮かぶ 銭湯や
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中小企業を 転々と
酸いも甘いも嗅ぎ分けた
営業一筋 40年
何度も煮え湯を 飲まされた
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何があっても へこたれず
今まで 何とか生きてきた
いつも心に 太陽や
笑いで 何とかなるもんや
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今も 青春ど真ん中 やで
笑 か!か!か!